近年SNSやメディアでよく見かける「パパ活」という言葉。一方で、「援助交際と何が違うの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
どちらも“お金のやり取りがある男女関係”という点で混同されがちですが、実際には目的や関係性、法的な位置づけに違いがあります。
この記事では、パパ活と援助交際の定義・違い・法律的なリスクまで丁寧に解説。誤解を避け、安心して活動するために、まずはこの2つの違いをしっかり押さえておきましょう。
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パパ活と援助交際の違い
こちらでは、パパ活と援助交際の違いについて詳しく解説していきたいと思います。
比較項目 | パパ活 | 援助交際 |
---|---|---|
内容・目的 | 一緒に過ごす時間や会話や雰囲気を楽しむことが目的 | 性的関係を前提とし、その見返りに金銭を受け取る |
募集方法 | パパ活専用アプリや交際クラブが主流 | X(旧Twitter)や出会い系サイトが中心 |
関係性 | 恋人や愛人に近い継続的な関係 | 一回限り・ホテルのみで会うなど、割り切った関係が多い |
男性の層 | 高年収・高学歴・30〜50代の社会的地位がある人が多い | 経済的余裕はまちまちで、風俗感覚で利用する若年男性も多い |
女性の特徴 | 大学生・OL・自立志向の高い女性が多く、美意識・自己肯定感が高い | 高校生・経済的困窮者が多く、生活苦・精神的孤独が動機となることもある |
パパ活と援助交際の違いのポイントは以下の5点です。
内容・目的の違い


援助交際は「体の関係」が前提で、性的サービスと引き換えにお金を受け取る行為です。
一方、パパ活は「一緒に過ごす時間」への対価としてお手当を受け取るもので、体の関係が必須ではありません。
パパ活では、会話や食事を通じて信頼関係や疑似恋愛的なつながりを楽しむ傾向があります。しかし、援助交際は一回限りの関係や割り切った関係が多く、心のつながりはほとんどありません。
援交では「体の提供」に対して報酬が支払われますが、パパ活は「時間」や「会話」「同伴の楽しさ」などの価値に対してお手当が支払われます。
募集方法
パパ活と援助交際では、相手の募集方法も異なります。
援助交際の募集の場としては、X(旧Twitter)等のSNSや出会い系サイトが主流です。一方、パパ活はパパ活専用サイトや交際クラブで探すことが一般的です。
- X(旧Twitter)等のSNS
- 出会い系サイト
- パパ活専用サイト
- 交際クラブ
相手との関係性
一般的に、援助交際ではワンナイトの関係が多いです。定期的に会う場合でも、基本的にはホテルで会う場合が多いです。
一方、パパ活では通常の恋愛に近い関係を築くケースも多いです。食事デートやお泊まりデートだけでなく、旅行デートやショッピングデートをすることも珍しくありません。
男性からすると、パパ活相手は愛人のような感覚なので、より親密な関係を築きます。
男性のレベル
援交をしている男性とパパ活をしている男性では、年収や学歴、年齢等が異なります。
援助交際をしている男性は、必ずしもハイスペックではありません。風俗に行くような軽い感覚で援助交際をしている人も多いので、男性のレベルはそれぞれです。
一方、パパ活をしている男性は高年収男性がほとんどで、年齢も30代後半~50代がメインです。
理由としては、パパ活は料金・お手当が高額であることが挙げられます。まず、パパ活アプリは月額1万円近くかかります。さらに、パパ活では顔合わせや食事デートに対しても1万円~を相手に渡す必要があります。
そのため、パパ活は経済的に余裕のある男性が必然的に集まっています。年収1,000万円が最低ラインで、年収2,000万円を超えている人もザラにいます。
女性の特徴
援助交際とパパ活では、女性の特徴も異なります。
まず、援助交際をしている女性は金銭的に余裕のない方が多く、高校生も多いです。
一方、パパ活女子は煌びやかな生活を送っている人が多く、大学生以上のある程度自立している人が多いです。
- 高校生が多い
- 自己肯定感が低い人が多い
- 金銭的余裕がない人が多い
- 大学生・OLが多い
- 自己肯定感が高い人が多い
- 美意識が高い人が多い
- 港区女子
また、それぞれの動機も大きく異なります。
援助交際の場合は、金銭的に余裕がないという理由の他に、「学校がつらい」「自殺したい」「誰かに認められたい」といった孤独感が動機として挙げられます。
パパ活の場合には、「楽にお金を稼ぎたい」「若さや美しさを有効活用したい」「ハイスペック男性と知り合いたい」といった強気な動機が多いです。
パパ活と援助交際のお手当相場の違い
パパ活と援助交際は「お金をもらう」という点では共通していますが、お手当の相場には大きな違いがあります。
一般的に、パパ活の方が援助交際よりも相場が高い傾向にあります。
パパ活のお手当相場
パパ活のお手当は、デート内容によって異なります。
デート内容別のお手当相場の一覧は以下のとおりです。
パパ活内容 | お手当相場 |
---|---|
顔合わせ | 5,000円~1万円 |
食事デート | 1万円~2万円 |
体の関係 | 3万円~7万円 |
旅行デート | 3~5万円/泊 |
ショッピングデート | ブランド品 |
パパ活では、体の関係を持った場合は3万円~7万円/回と援助交際よりも相場が高い傾向があります。
また、食事デート等でもお手当をもらうことができます。パパ活では、体の関係がある・なしに関わらず、「時間」や「体験」に対して対価が支払われるため、お手当の単価が高めです。
援助交際のお手当相場
援助交際では、一晩2万円が相場です。
顔合わせや食事デートは基本的にはなく、会ってすぐにホテルに向かうケースが多いです。基本的なお手当に加えて、プレイ内容やゴムの有無等によって追加でお手当をもらいます。
援助交際では、体の関係ありきのやりとりが基本で、会ってすぐホテルに向かうケースが多く、デートだけで報酬をもらうことは稀です。
援助交際をしている人は未成年が多く、援助交際以外の稼ぎが少ない傾向にあります。そのため、お手当が少なくても許諾する人が多く、相場が下がっています。
また、利用している男性の層も年収や職業がさまざまで、風俗的な感覚で安く済ませたい男性も多いのが特徴です。
援助交際やパパ活は犯罪なのか?
援助交際やパパ活は犯罪なのか、捕まるリスクがあるのか、気になる人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、法的に禁止されてはいますが、捕まることや罰則を受けることは基本的にはありません。
しかし、いくつかのケースでは捕まるリスクがあります。
- 援助交際やパパ活自体で捕まることはない
- 相手が未成年の場合は犯罪
- 未成年女性・立ちんぼは補導される
援助交際やパパ活自体で捕まることはない
金銭的なやり取りがある付き合い自体を処罰する法律は存在しません。
「売春防止法」という法律で、売春自体は禁止されていますが、売春をしたとしても罰則がないので、処罰が下されることはありません。
そもそも、相手との関係が援助交際やパパ活かどうかは分からないので、取り締まることはできませんね。
お互いに同意している場合は、金銭のやり取りがあろうと、していること自体は性行為やデートに過ぎないので、捕まることはありません。
相手が未成年の場合は犯罪
先述の通り、援助交際・パパ活自体には罰則はありませんが、相手が未成年の場合には、児童買春罪等の罪に問われ、捕まる可能性があります。
相手が未成年だと知らなかった場合には罪には問われませんが、警察側も証言を簡単には認めてくれません。相手が未成年の疑いがあれば、会うのは控えた方が良いです。
具体的には、未成年がTwitter等で援助交際募集をしていて、集合場所に行ってみたら、サイバーポリスだったという事例があるようです。
ちなみに、未成年女性側が罪に問われることはありません。しかし、補導されて親に連絡が行くケースや、学校に連絡が行くケースがあります。
未成年女性・立ちんぼは補導される
「売春防止法」では、路上等の公共の場で相手を探す行為(いわゆる「立ちんぼ」)を禁止しています。
立ちんぼに関しては、警察が大規模に取締りを行う事例もいくつか存在しています。
相手を探す際には、マッチングサイト等で相手を見つけるのがおすすめです。
援助交際の始め方
援助交際の始め方は、3通りあります。
- Twitter等のSNS
- 出会い系サイト
- マッチングアプリ
Twitter等のSNS
援助交際は、Twitter等のSNSが主流です。
「#援交」「#円光」と検索すると、募集をしている人が多くいるかと思います。
理由としては、未成年は出会い系サイトやマッチングアプリに登録できないからです。法律でマッチングアプリ・サイトでの年齢確認は必須で、未成年は登録できません。
逆に、年齢確認のないサイトは違法サイトであり、危険です。
また、SNS上で援助交際をすることもあまりおすすめはできません。未成年のSNS上での募集では、サイバーポリスが潜んでいるケースもあります。
警察でなかったとしても、SNS上で援助交際の相手をしたいと考える男性は安全だとは言えません。
出会い系サイト
成人している人の主流は、出会い系サイトです。
出会い系サイトでは、男性料金が安いことやサイトの規制が緩いことから、援助交際の場として多用されています。
出会い系サイトには、掲示板募集の機能があることが一般的で、この募集機能を利用し、SNS上と同様に相手を探す人が多いです。
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マッチングアプリ
最近では、ティンダーといったマッチングアプリで援助交際を始めようとする人もいます。
しかし、マッチングアプリはワンナイトや、恋活を目的にアプリを利用している人がほとんどです。
お金を出さなくても、相手をしてくれる女性が多いので、わざわざ援助交際に応じてくれる可能性は低いです。
パパ活の始め方
パパ活の始め方は、2通りです。
- パパ活アプリ
- 交際クラブ
パパ活アプリ
パパ活の方法として最も主流なのは、パパ活アプリを利用することです。
パパ活アプリは、パパ活目的の男女だけが集まるので相手を簡単に見つけることができます。
会員数も100万人を突破しているものも多いです。
シュガーダディ


運営会社 | シナプスコンサルティング |
女性料金 | 無料 |
男性料金 | プレミアム会員 1ヶ月プラン:8,000円/月 3か月プラン:7,500円/月 6か月プラン:7,000円/月 12か月プラン:6,000円/月 ダイアモンド会員 1か月プラン:30,000円/月 3か月プラン:25,000円/月 6か月プラン:20,000円/月 12か月プラン:15,000円/月 |
特徴 | 知名度が高い 機能がシンプル |
年齢層 | 男性:30-50代 女性:20-30代 |
男女比 | 男:女=4:6 |
設立年 | 2012年 |
URL | シュガーダディ公式サイト |
シュガーダディは王道のパパ活サイトです。
シュガーダディは英語でパトロンを指します。その名前の通り、シュガーダディはパパ活専用です。
知名度も高いので、パパ活初心者さんに非常におすすめのサービスです。
日本初のパパ活サイト
シュガーダディは日本初のパパ活専用サイトです。
シュガーダディのサービス開始は2012年で、2024年で運営歴12年になりました。ここまで運営歴の長いパパ活サイトは他にありません。
老舗のパパ活サイトなので、パパ活と言えば「シュガダ」だと考えている人も多いでしょう。
機能はシンプル
シュガーダディは、機能はパパ活サイトとしては非常にシンプルです。
いいね機能やメッセージ機能、掲示板といった必要最低限の機能しかない分、使いやすさを感じている人もいます。
また、シュガーダディは課金の制度がなく、掲示板を無料で掲載できるため、掲示板利用が非常に盛んです。


掲示板機能を利用したい人は、シュガーダディを利用するのがおすすめです。
\男女ともに使いやすいパパ活アプリ/
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ラブアン


会員数 | 非公開 |
利用目的 | パパ活サイト |
年齢層 (ボリュームゾーン) | 女性:20代 男性:40代・50代 |
男女比 | 男:女=4:6 |
安全性 | 本人証明書 24時間365日の監視体制 ブロック・通報 |
設立年 | 2019年 |
男性の年収 | 1,500万円以上 |
料金 | 【女性】完全無料 【男性】 通常会員:5,980円/月 ダイアモンド会員:17,800円/月 |
運営会社 | 株式会社Blueborn |
公式サイト | ラブアン公式サイト |
ラブアンは人気急上昇中のパパ活専用サイトです。
ラブアンは、便利な独自機能が多いことや、サイトの使い勝手がいいことで人気を集めています。
使っていても、特にデメリットに感じる部分のない優秀なサイトです。
オンライン顔合わせ機能
ラブアン最大の特徴は「オンライン顔合わせ」と「プロフィール動画」の機能です。


ラブアンでは、オンライン上で顔合わせを済ませることができます。オンラインで済ませられるので、時短ですし、危険な男性に当たってしまったとしても危険を回避できます。
また、動画を設定できるのでミスマッチを防ぐことにも繋がります。
食事のみでパパ活できる
ラブアンはプロフィール画面で、デート内容を「食事のみ」「まずは食事から」「相手の希望に合わせる」「積極的」の4種類から選択することができます。


男性からしても、自分の目的と一致している相手を選ぶことができるので便利な機能です。
ラブアンによれば、6割が「食事のみ」「まずは食事から」を選択しています。


そのため、ラブアンは食事のみのパパ活がしたい人におすすめです。
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交際クラブ
交際クラブとは、会員制のパパ活マッチングサービスです。男女ともに入会審査があり、入会審査を突破すると男性は好きな女性にデートをオファーすることができるようになります。
女性は、入会後は特に自分から動く必要はありません。男性からオファーが入ると、ユニバース倶楽部公式ラインから確認ラインが来て、当日に集合場所に集まればパパ活を開始することができます。
男性は、会員女性のプロフィールを確認してオファーを申し込むだけでパパ活を開始することができます。顔合わせ前のやりとりは、全て運営が代行してくれるので、直接女性に交渉したりする必要はありません。
以下は、大手交際クラブユニバース倶楽部の仕組みを図で解説したものです。参考にしてください。


仲介者として、ユニバース倶楽部運営の方が入ってくれるのでトラブルなどを極力回避できるのは嬉しいポイントですね。
ユニバース倶楽部


運営会社 | ユニバースジャパン株式会社 |
会員数 | 【男性】10,000人以上 【女性】60,000人以上 |
女性料金 | 無料 |
男性料金 | スタンダードクラス 入会金:33,000円/年 年会費(2年目以降):22,000円/年 セッテング料:22,000円/人 |
特徴 | ハイクラスな男性しか入会できない 面接の合格率が高い |
男女比 | 男:女=2:8 |
URL | 【女性向け】公式サイト 【男性向け】公式サイト |
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ユニバース倶楽部は、日本最大級の交際クラブです。
交際クラブとは、パパ活専用の会員制マッチングサービスを指します。
デートセッティングを運営が代行してくれるので、面倒なくパパ活を始められるのが特徴です。
日本最大級の交際クラブ
ユニバース倶楽部は、日本で最も会員数の多い交際クラブです。
実は「パパ活」という単語を生み出したのも、ユニバース倶楽部です。
会員数は70,000人を突破しており、毎月男性会員100名、女性会員は800名入会しています。また、運営社員も90名在籍しているので、サポートが手厚いのも特徴です。
ここまで規模を広げている交際クラブは他にはないので、交際クラブ初心者さんはユニバース倶楽部から入会し始めるのがおすすめです。
面接通過率94%で入会しやすい
交際クラブには、入会審査があると聞いて躊躇する人も多いのではないでしょうか。しかし、ユニバース倶楽部の面接通過率は94%と難易度が低いです。
ユニバース倶楽部公式によれば、パパ活への理解がない、極端に太っている・痩せている、遅刻癖があるといった問題がなければ基本的には入会できるようです。
他の交際クラブでは、入会審査の通過率が10%前後のところもあるので、ユニバース倶楽部は初心者さん向けと言えますね。
また、入会審査の段階で女性は4クラスに分類されるので、自分のレベルに合ったパパ活ができます。
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パパ活と援交に関するよくある質問
こちらでは、パパ活と援交に関するよくある質問にお答えしていきます。
パパ活と援交の違いは?
パパ活は女性と一緒に時間を過ごすことが目的、援交は体の関係を持って性欲解消をすることが目的です。
パパ活と援交はどちらがおすすめ?
パパ活の方がおすすめです。安定的に稼ぎやすく、相場も高い傾向にあります。
援交は犯罪?
18歳未満との援交は犯罪です。